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生理前の、イライラ・ユウウツ。

彼氏や旦那さんに当たってしまったり、周囲にも良くない影響を与えてしまったりもします。
もちろん、自分自身もツラいのですが、分かってはいても気分は上手くコントロールできないもの・・・

そんな生理前におきる色々な症状には、PMS（月経前症候群）っていうれっきとした名前があるんです。

生理前になると起こるイライラの症状。これは、PMS（月経前症候群）の症状です。

約80%もの女性がなんらかの症状を感じているそうで、特にイライラを感じているという人が多くいるようです。症状を感じているのは、あなただけじゃなくてけっこう存在しているんです。

排卵～生理の間の最長16日間ほどに起こる、こころや体のさまざまな症状のことをPMSと呼びますが、原因や期間はどのようなものなんでしょうか。

PMSのはっきりとした原因はすべてが解明されているものでないそうですが、ホルモンバランスの乱れが関係していると考えられています。

生理が終わると、卵胞期と呼ばれる、女性ホルモンのうち『エストロゲン（卵胞ホルモン）』が増え、排卵期を経て、次に『プロゲステロン（黄体ホルモン）』が増えます。

だいたい生理の約10日前のこの時期のことを黄体期と呼び、基礎体温が高い時期になります。

この時期にPMSの症状・イライラの症状が出ることが多くなります。

じゃあ、実際には緩和・改善のために自分で出来る対策はどんなものがあるのか。効果があるんじゃないかと口コミの対処法をあげてみます。

▶ とにかくストレスを溜めない

お風呂に長く浸かったり、アロマを焚きながらすきなDVD鑑賞。ストレスを溜めこんでしまわないように意識した生活を。

▶ ウォーキングや腹筋トレーニングなど簡単な運動をする

負担がかからないぐらいの軽い運動をすることで、血行をよくして、冷えを解消。さらにストレスも発散できる。

▶ 食生活・生活習慣の見直し

糖分・カフェイン・塩分などを控えたり、お酒を控えたり。夜更かしもできるだけ止める。



簡単に始められる対処法としてはこんな物があるかと思います。

どうしても、症状がヒドい場合は、婦人科系の病院にお世話になるのが一番だと思います。症状に見合った処置をしてくれます。漢方薬や重い症状の場合は、ピルを処方してもらえたりするようです。

ピル（経口避妊薬）についてはご存知かと思いますが、体外からホルモンを取り入れる事で、ホルモン分泌レベルも抑えられるという仕組み。副作用も気になるし、ちょっと簡単に手は出しにくいもの。（もちろん簡単に手に入るものではないですが。）



市販薬やサプリメントでも対策になる？？

そんなPMSですが、去年治療用の市販薬が発売されました。

ゼリア新薬の『プレフェミン』というお薬です。CMもけっこう放送されているので、ご存知の人や気になっていた人もいると思います。

月経３周期分服用した女性では、83%もの人が生理前のイライラ感の改善を実感したという結果が出ているそうです。

医薬品ということで、実際に患者さんを対処にした臨床試験もちゃんと実施されていて、医師・薬剤師さんによる安全な利用環境も整備されているのが、健康食品・サプリメントとは違いますね。安心感が高いです。

この『プレフェミン』は、チェストベリー（チェストツリー）というハーブが主成分のお薬。チェストツリーは、古くからヨーロッパの方では、婦人科系の病気に医療用として使われてきた天然のハーブなのです。

PMS、月経不順や乳房痛への効果・効能が認められてた医薬品として認められているところもあるそうです。

プレフェミンが薬として認可され、販売されるようになったことで、このチェストツリーが今、一躍注目されています。（『要指導医薬品』というものに指定されていて、薬剤師さんのいる薬局で売られています。ネット販売は現在されていません。）

チェストツリー以外にも有効だとされているハーブや成分はいろいろあります。セントジョーンズワート、ピクノジェノール、レモンバール、ラズベリー、ローズヒップ。栄養素として、ビタミンB6・B2・B12、カルシウム・マグネシウム、大豆イソフラボン、ガンマリノレン酸などなど・・・。

サプリメントなら、チェストツリーに他の有効成分も豊富にプラスされたものも売られています。ネットでも手軽に買えるし、いろいろ入っている方がオトク感があるので、生理前のイライラにオススメのサプリをいくつか紹介してみます。