商売をしていると在庫を持つ必要がありますが、決算時期が近付くと多少利益率が落ちても現金化したいと考えがちになります。
決算時に在庫を抱えると、決算書のデータが悪くなりますので銀行等からクレームが付きます。
基本的に彼らは、在庫を資産と考えていませんので、できるだけ数字を減らしていった方がいいのです。
それに、期末の在庫のカウントは1日いっぱいかかってしまいますから、できるだけその手間も省きたいと考えることも在庫を減らしたい理由の一つです。
期末になるともう一つ悩みがあります。不良在庫の評価です。
捨てるか、法人在庫買取専門館さんなどの大手に売り払うかすればいいのですが、仕入値がある程度高いと簡単には処分できません。
自分としては評価ゼロとしてカウントしたいところですが、税務調査があると指摘事項になってしまうので変な真似もできません。
特にこのような商品は大きくて目立つため、税務調査があり倉庫内の確認をされると問題になりやすいのです。
本当は融通が利く評価をさせてもらいたいのですが、なかなか難しいようです。
このようにして、期末時には在庫処分をして身軽になりたいと考えるのが、在庫管理担当者の本音です。
決算日が近付くにつれて、倉庫に確認に行く日が多くなり、山のような在庫を見てはため息をつくのです。
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期末の山のような在庫
2013年09月24日