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英会話を学びたいと考える人は多いですが、ほとんどの人が英語が話せるようになる前に挫折し、英語学習を途中であきらめてしまいます。

なぜ英語を途中であきらめてしまうのでしょうか。それは英語に限らず語学の学習というのは、短期的な成果が目に見えて現れにくい分野だからです。

英語の上達は、地味な作業の積み重ね以外に上達の方法は存在しません。海外に留学したとしても、学習内容は日本で英語を学ぶのと大きな差はありません。海外留学の優れた点は、英語を使わざるを得ない環境に24時間身を置ける、というただ一点にあります。

必要に迫られないと学習が進まない人にとっては海外留学はとても有効な手段ですが、苦手なことはあきらめて放棄してしまう人にとっては、どれだけ長期間海外に留学したとしても、高い学習効果は期待できないのです。

それは日本国内の学習においても同じです。英語学習を続けても、高い英語能力が短期間で身につくことはありませんから、学習の効果を実感できるシチュエーショにはなかなかめぐり合うことはありませんし、むしろ長期間英語を学んだのにほとんど英会話ができない、というショックを受ける機会の方が多いくらいです。

最初の壁にぶち当たってしまい、乗り越えられない人は英語学習を放棄してしまいます。逆に言えば、この壁を乗り越えた人にのみ英語学習の成果が表れるのです。