主人の仕事の都合で、海外生活をして数年になります。今までに移住した国は2ヵ国ですが、それぞれの国特有の家電があって、実に面白いなと思います。
例えば最初に暮らした国の韓国では、クーラーの大きさが半端無く大きいのです。例えて言うなら、細長い本箱のような大きさで天井にまで着くほどの高さです。最近はあまり見られなくなった、団地などのサッシに取り付けるたて型クーラーのさらに大きい板のような見た目です。
しかもコレが異常に高いのです。さらに、クーラーの本体にはお花の柄があちこちにデザインされています。いわゆるシンプルなクーラーを探すのは至難の業です。
これだけ大きいクーラーですから、廃棄処分にする場合は大変です。粗大ごみに来てもらうのも大変なので、人々はみんなリサイクルショップに持って行ってもらいます。家電を買取してもらうということですね。
2番目に暮らしたベトナムでは、ほとんどの家電は韓国から輸入されているものです。特にテレビなどは日本メーカーのものよりも韓国メーカーが一人勝ちしていて、日本国民としては若干寂しい思いをします。
ベトナムの国産メーカーも頑張っていますが、やはりクオリティとコストが付いて行きません。それでも地元の人達からは、まだまだ日本製の家電品の人気は高いようで、日本ブランドは健在でした。他の国のメーカーと比べて、壊れにくく質が良いという意見が、日本家電にはあるようです。
外国で暮らすと、日本家電の良さがよく分かりますし、外国人からも未だに熱く支持されていることを再認識できて、とっても嬉しい気分になります。
日本製の家電
2013年09月24日