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未曾有の超・少子高齢化社会到来により深刻な労働力不足が懸念されています。労働市場で“一時的な”人口減少が生じる日本特有の現象も憂慮されています。 M字カーブと呼ばれる、女性の働き方と雇用環境をめぐる問題です。 妊娠前に働いていた女性のおよそ6割もの方が出産後、いくつかの理由で会社を辞めている昨今。その多くが20代後半から30代全般であることから労働力率を示す統計としてグラフ上に大きな凹みが出現する問題です。

産後の女性が働き続けることにより、この労働力の落ち込みが抜本的に解消されれば429万人もの労働力を確保できるという試算※もあり看過できない事態です。彼女たちの多くは子育て中という時間的な制約があり、正社員での再就職が非常に難しく 非正規労働やパートタイムでの仕事に「不本意に」甘んじています。キャリアの中断、変更を余儀なくされたために（勤務していた会社でそのまま正社員として働き続けた場合など、将来、得たであろう収入と比較して） 生涯賃金で1、2億円もの格差が生じる場合さえあるという明らかな差別がそこには潜んでいます。

その一方で、妊娠・出産・育児を経験した女性のリアルな生活感覚や高度なマネジメントスキルなどに大きな期待が寄せられていることも確かです リクルートグループはそうした女性を積極的に迎え入れる 「ありのママ採用」が2014年のトレンドキーワードと予測、世間の耳目を集めています 折しも、映画『アナと雪の女王』の大ヒットにより 「ありのまま」というフレーズが繰り返しリフレインされた年でもあります 本サイトはこうした社会問題の是正ならびに男性のさらなる育児参加も含めた 日本のワーク・ライフ・バランス促進を目指して情報発信と求人サービスを行うメディアです