静岡県議会議員 仁科きよし 県政報告静岡県議会レポートvol.15をアップしました

2016年02月13日

函南町出身静岡県議会議員仁科きよし(仁科喜世志)

平成28年度県当初予算に対する要望
 静岡県の経済状況をみると、景気回復は他の地域と比較して遅れており、その回復スピードを一層加速させる必要があります。
 国の地方創生事業である施策を総合的かつ計画的に実行し、県内の各地域がそれぞれ特徴を活かして掲げた具体的事業を推進しなくてはなりません。そして県民が実感できる景気回復を実現してゆくことが強く望まれています。
 「静岡の謎」とも言われる人口流出減少問題は、依然として大きな課題であり、地方創生はこれからが本番であります。県民の皆様が安心して働くことができる雇用の場の確保や少子化対策、子育ての充実、誰もが住みたくなる魅力ある地域づくりなど、目に見える地方創生の具体的諸事業の取り組みから実現達成に向けて、更なる深化が求めれています。
 また、県民の生命や財産を守る地震津波対策、医療・福祉・教育の整備充実などの喫緊の課題に対し、真にの皆様が求める施策を立案し、納税者に理解されるよう、県民本位の行政を行うことが極めて重要であります。 今回、自民党県連は県内各地の聞き取り調査を基に、県民の皆様の求める重点要望を各分野にわたり予算要望としてとりまとめました。予算編成には重点的に対応されるよう広く要望をしています。

〈重点要望事項〉
総括事項
目に見える真の地方創生の実現
1
経済再生、雇用対策の強化
・経済成長戦略の推進等による産業競争力の強化
・T P P 等を踏まえた農林水産業への支援の強化
・女性や若者など、誰もが活躍できる社会の創出
2県民の生命・財産を守る危機管理体制の強化
・防潮堤等の施設整備の推進や、緊急地震・津波対策交付金等の市町支援の継続
・広域避難体制の確保等の原子力災害や火山対策の強化
3
人口減少をストップする子育て支援、医療・福祉の充実
・待機児童や子どもの貧困解消に向けた子育て支援の強化
・医師、看護師、介護従事者の確保など、質の高い医療・介護体制の整備
・障害者、高齢者などの社会的弱者を支える施策の強化
・健康寿命を延伸する取り組みの強化
4
教育・人づくりの充実
・将来の静岡を担う多彩な人材の育成
・教員が子どもと向き合う時間の確保など、教育の質の向上と環境の整備
・私立学校教育への支援の強化
・特別支援学校の整備など、特別支援教育への支援の強化
5
豊かな県民の暮らしの実現
・道路、河川、橋りょう、港湾など、暮らしを支える社会資本の整備
・県民に身近な生活環境の整備( 身近な道路整備、河床浚渫などの河川整備)
・治山、地すべり、急傾斜地対策などの災害防除対策の推進
6
本県の魅力を活かした観光・交流の促進
・本県の魅力を活かした観光地づくりと効果的な情報発信
・東京オリンピック・パラリンピック等を契機とした戦略的なスポーツ交流の推進
・富士山静岡空港の機能向上と空港を核とした地域づくりの推進
・新しい人の流れをつくる移住、定住の促進
7
行財政改革の推進
・健全財政の枠組みの堅持
・市町を含めた行政運営の最適化や、行政ニーズに対応した組織体制の構築

投稿者

函南町出身静岡県議会議員仁科きよし(仁科喜世志)

仁科喜世志の考えは「対話」と「現場主義」を基本とし、大好きなふるさと『函南』に仲よく家族と暮らし、子ども達が希望が持ててお年寄りを尊敬し、みんなが誇りを持って暮らせる地域づくりを目指します。皆様のご意見やご提案を叱咤激励と受け止め、福祉や防災、安全や安心、教育や文化、健康や医療は、将来の地域づくりには避けて通れない重要な事項であります。しっかりとした取り組み姿勢を望むものであります。 静岡県議会...