甲状腺腫瘍の良悪性(甲状腺癌・甲状腺腺腫)を見分けるエラストグラフィー
大阪市立大学病院 エコー室より2年早く当院が導入した先進医療。甲状腺穿刺細胞診で甲状腺癌の85%は診断可能ですが、残り15%は診断不能と言われます。しかし、エラストグラフィーを用いて以下のような結果になれば、甲状腺癌を疑う有力な証拠になります。甲状腺腫瘍の90%はエラストグラフィーで良悪性の判別ができると言われています。
甲状腺乳頭癌・濾胞癌は特徴的なパターンで青くなります。甲状腺乳頭癌の転移リンパ節も青になります。
このような方にお勧めです
・血をサラサラにする薬(抗凝固剤)やステロイド・免疫抑制剤を常用し、休薬できないため甲状腺穿刺細胞診(皮膚の上から針を刺し、細胞を採る検査)のできない方。
・甲状腺腫瘍の穿刺細胞診でクラスⅢ(良悪性の境界:グレイゾーン)が出て不安な方。(甲状腺穿刺細胞診で甲状腺癌の85%は診断可能ですが、残り15%は診断不能と言われます)
エラストグラフィー(甲状腺癌を瞬時に診断)
2013年12月29日